カブトムシの臭いは消せる!飼育中も使えるコバエ対策グッズ3つ紹介

育児グッズ

夏、子供が嬉しがってカブトムシを捕まえてきたけれど、「正直臭いから飼いたくない!」と思っていませんか?

カブトムシの臭いの原因は、排泄物の臭いやフェロモンです。

フェロモンの臭いは、どうすることもできません。

しかし、その他の臭いは飼育ケースの中を工夫すれば消すことができますよ。

お手入れをこまめにするほうが良いのはわかりますが、なかなかできないあなたにぴったりな方法。

消臭効果のあるヒノキを使ったり、脱臭効果のある炭を使うんです。

そして、カブトムシを買っているとどこからともなくやってくるのがコバエです。

カブトムシにダメージを与えずにコバエ対策がしたい。

そんなちょっとわがままな悩みも解決できるグッズも3つご紹介します。

子供の教育にも役立つカブトムシの飼育をストレスなく行うためにも、しっかりと読んでくださいね。

カブトムシの臭いを消す方法4つ!お手入れも楽々♪

カブトムシを飼育していると、どうしても気になるのが臭いですよね。

カブトムシが臭いのは、カブトムシの排泄物とエサなどの腐敗臭が原因です。

つまり、排泄物の臭いを防ぎ、エサを腐らせなければ臭いをおさえることができるんです。

カブトムシの臭い対策としてオススメなのが以下の4つ。

  • 土をヒノキチップに変える
  • エサは腐りにくいゼリーを使う
  • 止まり木を炭にする
  • 飼育ケースの汚れは拭き取る

たったこれだけでカブトムシの臭いをおさえることができるんです。

臭いが気にならなければリビングにも置けるようになり、飼育もしやすくなりますよ♪

【土をヒノキチップに変える】コバエも防げる

土をヒノキチップに変えると臭いを防ぎ、ダニやコバエもよってこないですよ。

カブトムシの臭いの原因には、カブトムシの土が関係しています。

カブトムシの土としてよく使われているのが、腐葉土(ふようど)という土です。

腐葉土とは、広葉樹の落ち葉を積み重ね熟成させたものをいいます。

フカフカの土なので、カブトムシを始めとした昆虫にも暮らしやすい土なんです。

腐葉土だとカブトムシの排泄物などで汚れ、それに伴ない雑菌が繁殖してしまいます。
これがあの嫌な臭いの元になってしまうのです。

土をこまめに交換することで臭いをおさえられますが、頻繁に土を交換するのは大変な作業です。

使用後の土の処分も考えなきゃいけないわね。

カブトムシの土をヒノキチップに変えることで、ヒノキの消臭効果で臭いをおさえられますよ。

しかも、ダニやコバエをよせつけないメリットもあります。

カブトムシや腐葉土には、ダニがいる可能性がありますが、ヒノキにはダニを死滅させる効果があるんです。

ヒノキの成分にはダニやシロアリを防ぐ効果もあります。ヒノキの木屑の中ではダニが死滅することが実験により確かめられ、カーペットの下に置く防ダニシートにはヒノキ精油が使われているものもあります。

引用 JUICYGARDEN

しかも、コバエにも寿命や繁殖能力を低下させる効果もあるんです。

ただし、幼虫の飼育にヒノキチップは不向きなので腐葉土を使いましょうね。

幼虫の飼育については、『幼虫は臭くない!腐葉土でしっかり育てよう』でご紹介します。

【エサは腐りにくいゼリーを使う】回収が2日に1回

カブトムシのエサは腐りやすいので、頻繁に交換することが必要です。

カブトムシのエサといえば、バナナやリンゴ、スイカを思い浮かべると思います。

しかし、バナナやリンゴといった果物は、夏場腐りやすいので嫌な臭いを発生させる原因になりますよ。

バナナやリンゴなどの果物は、夜にあげたら翌日の朝には回収しましょう。

そんなに頻繁に回収するのはめんどくさくし、もったいない!

そんなあなたには、昆虫ゼリーを使うと回収頻度を減らせますよ。

昆虫ゼリーは腐りにくいので2日に1回の頻度で交換OK。
臭いも気になりません。

カブトムシは夜行性なので夜にごはんを食べますが、毎回回収するのは大変なのでゼリーを試してくださいね。

【止まり木を炭にする】腐りにくくて便利

カブトムシがひっくり返ったときに自力で戻るのにも役立つ止まり木。

普通の木では、排泄物が染み込み臭いがする原因になります。

止まり木を脱臭効果のある炭に変えるだけで、カブトムシのおしっこがかかっても臭くなりにくいです。

消臭効果のあるヒノキとは違い、炭の脱臭効果は狭い場所の臭いを取るのにぴったり。

ただ、バーベキュー用として安値で販売されている炭では脱臭効果はないといわれています。

置きやすく見た目もスマートな竹炭は、脱臭効果があるといわれていますよ♪

【飼育ケースの汚れは拭き取る】簡単にきれい

夜中にカブトムシが飛び回ると飼育ケースに飛び散ったおしっこがつきます。

おしっこがつけば飼育ケースは汚れるし、臭いも気になってしまいますよね。

飼育ケースを洗ってしまえば良いのですが、頻繁にはできません。

手軽に汚れと臭いを取りたいなら、除菌シートや濡らした布で飼育ケースを拭いちゃいましょう。

除菌シートだとカブトムシに悪影響がないか心配。

水だけで臭いが取れるの?

なんて思っているあなたにオススメなのが、『バイオウィルクリア』です。

臭いの強い犬や猫のおしっこも消臭できるほどのパワー。

菌やウイルスを5秒で除去してくれるので、飼育ケースを子供が触る場所に置いていても安心です。

布にスプレーして、飼育ケースの汚れを拭き取るだけできれいになるのが嬉しいですね。

カブトムシ特有の臭いはフェロモン!?

がんばって臭い対策をしてもどうしても残ってしまう臭いは、カブトムシのフェロモンの臭いかもしれません。

カブトムシは、地上に出て飛び始める頃から、カブトムシ自身の臭いを発散し始めます。

これは、異性のカブトムシを誘引するフェロモンの臭いです。

フェロモンの臭いは、成熟して交尾が可能なことを他の個体に知らせる大切なもの。

がまんできる範囲であれば、そのままにしておきましょう。

幼虫は臭くない!腐葉土でしっかり育てよう

カブトムシの土にはヒノキチップが良いと伝えましたが、幼虫のときは腐葉土を使いましょう。

野生のカブトムシの幼虫は、腐葉土や朽木を食べて成長します。

つまりヒノキチップでは、エサにならないんです。

大きいカブトムシにしたいのなら、幼虫のときに栄養をしっかりたくわえて大きくすること。

栄養豊富な幼虫マットがオススメです。

幼虫マットが乾燥してきたら、霧吹きで湿らせるだけでOK。

カブトムシの幼虫の糞が目立ち始める2〜3ヶ月ごとに交換しましょうね。

臭いがするのは1ヶ月後から

カブトムシのサナギや羽化間もないカブトムシは、実は臭くないんです。

もちろんこれは、カブトムシ特有の臭いがしないという意味で、定期的なお手入れは必要になります。

カブトムシは、羽化しても骨格や内臓が成熟するまでの約1ヶ月間、餌を食べず、排泄もしません。

つまり、体臭はほとんどしないんです。
羽化してからあわてて消臭グッズをそろえなくても大丈夫なので、安心してくださいね。

カブトムシ飼育中のコバエ対策グッズ3つ紹介!

カブトムシを飼育していると殺虫剤は使えません。

でも、真夏にどこからともなく湧いて出るコバエはなんとかしたいですよね。

カブトムシを飼育しているなら、殺虫成分の入っていない香りや粘着シートでコバエ対策しましょう。

カブトムシを飼育していてもできるコバエ対策を3つご紹介します。

  • コバエとり
  • 虫コナーズ
  • コバエがホイホイ

殺虫剤のように即効性はありませんが、コバエがいるお部屋は嫌ならぜひ試してくださいね。

今回は、家にあるものでもできるコバエ対策もご紹介しますよ。

ミタニ コバエとり

粘着シートタイプのコバエ取りで、飼育ケースの中のに発生したコバエを取ってくれます。

飼育ケースの上や側面に貼り付けられる構造ですが、粘着力が弱いので側面に立てかけるように使うのがベスト。

殺虫剤ではないので、カブトムシやクワガタにも安心して使えますよ。

虫コナーズ

置型タイプの虫コナーズなら、飼育ケースの周りを飛んでいるコバエ退治にも役立ちます。

香りも強くないので、お部屋に置いても気にならないのが嬉しいですね。

250日ももつので、コバエが発生しやすい夏の間しっかり対策ができますよ。

コバエがホイホイ

コバエがホイホイで、おびき寄せて捕まえるのも簡単。

置いておくだけでコバエが容器に勝手に入っていき、中のゼリーに捕まります。

見た目はちょっとダサいですが、飼育ケースの周りに飛んでいるコバエもとることができますよ。

家にあるものでコバエがホイホイができる

わざわざコバエ対策グッズを買いたくないあなたにオススメしたいのが、なんちゃってコバエがホイホイです。

家にあるものでできるのに効果は抜群です。
私もこの方法を使っているのですが、市販のコバエがホイホイよりもコバエがとれました。

用意するものは5つ。

  • プリンなどの容器
  • 食器用洗剤
  • しょうゆ

これだけでびっくりするほどコバエを取ることができますよ。
作り方は簡単です。

プリンの容器に水、食器用洗剤、酢、しょうゆ数滴を入れるだけです。

水、食器用洗剤、酢は目分量でよいですが同じくらい入れてください。

コバエがとれたら捨てて新しいものと入れ替えましょう。

だいたい1週間を目処に替えてくださいね。

まとめ

  • カブトムシ特有の臭いは消せないが、土をヒノキチップにしたり、止まり木を炭にしたりすれば臭いがおさえられる
  • 幼虫には、腐葉土や幼虫マットを使用することで大きく育てることができ、りっぱなカブトムシになる
  • カブトムシの飼育中にコバエが発生した場合は、殺虫剤を使わずにコバエとりや虫コナーズで対策をとること
  • コバエがホイホイは、水に食器用洗剤と酢、しょうゆを入れると簡単に作ることができて効果もある

カブトムシと聞くと臭いイメージがありますが、対策をすれば臭いはかなりおさえることができますよ。

夏は、虫取りが楽しい季節♪
これを機会にカブトムシを飼育しながら臭い対策もしてみませんか?

 

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