寒くなってくると美味しい焼き芋を食べたくなりますよね。

でも、正直自分好みの焼き芋がなーい!
その悩みを解決するポイントは、さつまいもの種類です。
さつまいもは、ねっとり系からホクホク系まで合わせて40〜60ほどの品種に分かれています。
しかし、焼き芋屋さんでは専門店でも扱っているのはせいぜい5〜6種類。
売り切れてしまっていたり、高かったりで手軽に食べることができません。
お取り寄せであなたが食べたい食感のさつまいもを選ぶと、いつでも食べたいときに焼き芋を食べることができますよ。
この記事では、ねっとり系・しっとり系・ホクホク系のさつまいもを16種類ご紹介します。
普段は見かけない珍しいさつまいももご紹介するので、じっくりと読んでくださいね。
さつまいもは種類によって味も食感も違う!16種類紹介

さつまいもは、現在栽培されているものだけでも40~60ほどの品種があり、用途や好みに合わせて使い分けられています。
最近、ねっとり系の焼き芋で人気な安納芋や紅はるかを始め、昔懐かしいホクホク系の紅あずまや鳴門金時。
ねっとりとホクホクの中間であるしっとり系のシルクスイートなど、さまざまな種類があります。
甘さで選びたいのなら種類は、断然ねっとり系がおすすめです。
人気の安納芋も良いですが、一番甘いのは紅天使!
中でもおすすめの16種類をご紹介するので、食べてみたいさつまいもお取り寄せしてみてください。
ねっとり系を7種類紹介!!
鹿児島県種子島産の「安納いも」が火付け役となり、2003年頃から爆発的に人気となったねっとり系。
水分を含んだ粘り気のある食感と、焼き芋にすると蜜が出るほどの強い甘味が特徴です。
パサパサしていないので、口の中の水分が持っていかれにくく、ご年配の方でも食べやすいです。
甘いものが食べたいけど、甘味料を使ったものは避けたいときにもおすすめ。
焼き芋はもちろん、濃厚な甘さを活かしたお菓子や干し芋も格別の味ですよ。
【安納芋】現在の焼き芋の定番
生でも糖度16度の安納芋は、甘いさつまいもが食べたい方にぴったりです。
時間をかけて焼くと糖度が高くなり、食感もクリームのようになりますよ。
さらにカロテンが多く含まれているので、お肌もきれいになると言われています!
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋
【紅はるか】スイーツのような甘さ
糖度が高く、加熱するとしっとりとした食感になります。
甘いさつまいもの安納芋が有名ですが、紅はるかもそれに近い甘さとくちどけです。
一般的なさつまいもは焼き芋にしても糖度50度程度ですが、紅はるかの焼き芋は糖度60度になり驚異的な甘さ。
焼き芋を食べた人は、まるでスイートポテトのようだと言うほどです。
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋、スイートポテト
【紅天使】さつまいも界No.1の甘さ
紅天使は、強烈な甘みが特徴の「紅はるか」を使ったブランドです。
その味わいや舌触りは一般的な「紅はるか」よりも美味しいといわれることも多い品種です。
個体にもよりますが、一番甘いさつまいもと言えるでしょう。
舌触り、口当たりも良く、ネットリ、しっとりとした食感を楽しめます。
おすすめの調理法 焼き芋、天ぷら、大学いも、スイートポテト
【甘太くん】どれを食べても失敗しない
甘太くんは、紅はるかを畑で収穫した後に甘みを増すために温度と湿度が管理された貯蔵庫に40日以上寝かせたさつまいも。
寝かせている間にでんぷんが糖に変化して甘くなります。
しっかりとした環境で追熟されているので、購入しても失敗しにくいのが特徴です。
おすすめの調理法 焼き芋、天ぷら、スープ
【いもジェンヌ】美しいさつまいも
新潟市西区が総力をあげてブランド化をすすめているいもジェンヌ。
新潟県の特産品として徐々に定着してきました。
いもジェンヌという名前は商標で、品種は全国的にもポピュラーな紅はるかです。
食感は、ねっとりとホクホクの間を取るような丁度よい食感。
水はけの良い土地で作られているので鮮やかな紫色の皮と、サツマイモらしい長さのある楕円形で、美しい見た目をしています。
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋
【紅優甘】密たっぷりのTHEねっとり系
通常は甘さを出すために追熟させますが、紅優甘(べにゆうか)は掘り出し直後から甘く、糖化も早いのが特徴です。

焼き芋にすると、糖化した紅優甘からたっぷりの蜜がジュワッとしみでて、口いっぱいに広がります。
安納芋にも負けない甘さと、なめらかな口あたりも魅力。
栄養豊富な皮ごと食べてもやわらかく、いもそのものの味わいを感じられます。
おすすめの調理法 焼き芋、さつまいもチップス
【クイックスイート】電子レンジで簡単調理
さつまいもは、60℃〜75℃の間の温度でゆっくり加熱すると糖度が上がりますが、クイックスイートは50℃前後。
電子レンジの加熱でも石焼き芋のような甘さが楽しめるというのが大きな特徴です。
電子レンジで加熱しても、ねっとりとしたみずみずしい食感を味わえます。
また、加熱後に冷めても変色せず、柔らかい状態が持続します。
おすすめの調理法 焼き芋、さつまいもごはん、スイートポテト
しっとり系を3種類紹介!!
ホクホク系とねっとり系の中間くらいの食感のしっとり系さつまいもは、上品でなめらかな口あたりが人気です。
しっかりとした甘さを感じつつも、比較的さっぱりした味が特徴。
小さい子供や男性にも食べやすいのがしっとり系です。
焼き芋だけではなく、料理にも使いやすいさつまいもですよ。
【紅まさり】バランスの取れた上品な味
紅まさりは、ホクホクとねっとりのいいとこ取りをした食べやすいさつまいもです。
糖度は紅はるかと同じくらいで高いで高いですが、口にすると上品でさっぱりした甘さがあります。
くどくないので、何個でも食べられます。
おすすめの調理法 焼き芋、塩ゆで、天ぷら
【シルクスイート】絹のような滑かさ
シルクスイートの特徴は抜群の甘さと絹のようになめらかな食感です。
まるで栗きんとんのような濃厚な甘さと舌触りが魅力。
収穫後すぐはホクホクしており、追熟するとだんだんしっとりとしていくので、食感の違いを楽しめます。
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋、スイートポテト、プリン
【ひめあやか】食べきりサイズ
ひめあやかは、肉質がやや粘質でしっとりとしています。
甘さはありますが、紅はるかのように強い甘さではなくほどよい甘さです。
大きさも小ぶりで、食べきりサイズの200g以下のものが多いので、おやつにぴったり。
おすすめの調理法 焼き芋、天ぷら、スイーツなどの材料

ホクホク系を6種類紹介!!
紛質でしっかりとした食感と上品な甘味が特徴のホクホク系のさつまいも。
昔ながらのさつまいもらしさを味わうのには、ホクホク系が1番です。
水分が少ないので、お菓子や料理の材料として使用するとき他の水分や油分となじむので、おいしく仕上がりますよ。
おすすめの料理は、天ぷら・煮物・炒め物・サラダなどのお惣菜系ですが、お菓子作りにも適しています。

甘すぎないので赤ちゃんの離乳食にもぴったりですよ。
【紅あずま】安定した美味しさ
紅あずまは、繊維質が少なく甘みがかなり強いのが特徴。
また、食感は粉質でホクホクです。
昔は、焼き芋と言ったら紅あずまが有名でした。
馴染みがある分、安心した美味しさです。
おすすめの調理法 焼き芋、天ぷら、大学いも
【パープルスイートロード】インパクト強め
紫芋はさつまいもと比べて甘くないのが一般的です。
しかし、パープルスイートロードは紫芋の一種でありながら甘さが強いことが特徴。
肉質はやや粉っぽいので、 ホクホクとしたさつまいもが好きな方にはパープルスイートロードがおすすめ。
お店屋さんに並ぶような紫のおやつも簡単にできちゃいます。
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋、タルト、さつまいもチップス
【鳴門金時】懐かしの味
紅あずまと肩を並べる焼き芋の定番だった鳴門金時は、栗のようにホクホクとした食感と、糖度が高めなのが特徴。
どことなく懐かしさを感じるほっこりするような優しい味わいです。
繊維質が少ないので煮崩れしにくく、煮込み料理はもちろん、菓子の材料などでも重宝されています。
おすすめの調理法 焼き芋、いもごはん、天ぷら、煮物
【紅さつま】おかずとして大活躍
鹿児島の暖かい気候を活かして甘くて美味しく作られるように選抜されたさつまいもです。
焼き芋にするとホクホクした肉質で、甘みがある焼き芋になります。
優しい甘さなので、しょっぱい系の料理にも幅広く使うこともできます。
おすすめの調理法 焼き芋、さつまいもチップス、さつまいもごはん
【とみつ金時】しっかり管理された美味しさ
とみつ金時は、福井県あわら市の富津(とみつ)地区において栽培されたさつまいものことです。
収穫したとみつ金時は、徹底された温湿度管理で貯蔵されているので、ハズレが少ないんです。
しかも、甘みが強くしっとりホクホクの食感が楽しめますよ。
おすすめの調理法 焼き芋、ふかし芋

【五郎島金時】ホクホク感が一番強い
五郎島金時の肉質は強い粉質で、皮色が鮮やかで甘みが強いのが特徴です。
噛むほどに広がる、懐かしい甘さ、奥深い風味でファンも多いんです。
ホクホク感を感じたい方にはぴったりのさつまいもですよ。
焼き芋だけではなく、『カリッ』『ホクッ』とした食感を楽しめる大学いももおすすめ。
おすすめの調理法 焼き芋、大学いも
さつまいもを甘くするなら保存と焼き方が大事!!

お取り寄せをしたさつまいもは、追熟をしてあるのでベストな状態です。
しかし、そのまま何もしない状態だと傷みやすいので、保存するときのポイントをご紹介します。
購入したさつまいもは1つ1つ新聞紙で包み14℃前後の場所で保存をしましょう。
20℃を超えると芽が出てしまい味が落ちてしまうので要注意です。
次にさつまいもを甘くする焼き方です。
さつまいもは、60℃〜75℃の間の温度でゆっくり加熱すると甘くすることができます。
オーブンで焼くときは160℃で80分焼くなどじっくりと焼きましょう。
甘くないさつまいもを甘くする方法は『さつまいもが甘くないのは保存が原因!1ヶ月の追熟と焼き芋の作り方』で紹介しているので読んでくださいね。
早く食べたいときは、前日に塩水につけておくと味の対比効果で甘くすることができますよ。
まとめ
- さつまいもは産地によっても味や食感が変わるので、40〜60種類と品種が多い
- ねっとり系は、甘さが強く密も多いので焼き芋にするだけでスイーツを食べているかのような満足感が出る
- しっとり系は、ねっとりとホクホクの中間の食感で、さっぱりとした甘さがあるので食べやすい
- ホクホク系は、昔ながらの優しい甘さで、おやつだけではなくおかずとしても使える
- さつまいもを保存するときは、20℃を超えると芽が出るため、新聞紙に包み14℃の場所で保管すること
- 甘い焼き芋を作りたいのなら、60℃〜75℃の間の温度でじっくり時間をかけて焼く
育った地域によって名前も味も変わるさつまいもは、面白いですね。
野菜でもあるさつまいもは、子供のおやつにぴったりだし、罪悪感もなし!
これを機会にあなたの好みにあったNo.1のさつまいも見つけてみてはいかがですか?

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