最近子供の鼻水がとまらないと感じていませんか?

暖かくしているはずなのに…
その鼻水、花粉症が原因かもしれませんよ。
子供はうまく症状を伝えられないので、花粉症だと気づきにくいんです。
花粉症の見分け方は、目のかゆみや鼻水。
この記事では、見分けるのが難しい花粉症と風邪の見分け方をご紹介します。

早めに見分けることができると症状を緩和することができます。
今回は、見分け方だけではなく何科を受診すればよいのかや症状を緩和できる食べ物をご紹介します。
子供が花粉症で苦しむ姿は見たくないなら、この記事で風邪との見分け方を覚えて病院を受診しましょうね。
子供の花粉症の見分け方のポイント4つ紹介!!

近年では、大人だけではなく子供の花粉症も増えてきています。
もちろん花粉症の症状は大人と変わりはありませんが、子供ならではの特徴があります。
もちろん個人差はありますが、つらいことには代わりありません。
風邪と花粉症の見分け方を知っておけば、症状が悪化する前に対策がとれますよ。
子供の花粉症と風邪の見分け方は以下のとおりです。
花粉症 | 風邪 | |
---|---|---|
鼻水 | 透明で少し粘り気がある | 黄色っぽく粘り気がある |
目のかゆみ | ある | なし |
目の充血 | ある | なし |
くしゃみ | 連発する | 1回〜数回で止まる |

すべて該当するとは限りませんが、参考にしてくださいね。
見分け方で大切なのは観察すること。
くしゃみをする時間帯や症状がいつから始まってどれくらい続いているかなど、メモしておきましょう。
子供の花粉症は鼻詰まりが多い
子供の花粉症で一番多い症状は鼻水です。
大人と違い鼻の穴が小さい子供は鼻が詰まりやすいので、口呼吸をしているのも見分け方のポイント。
口呼吸は口や喉が乾燥しやすくなるのでウイルスの侵入や虫歯の原因にもなるので、気をつけてくださいね。
風邪は数日で治まり花粉症は長期!
風邪と花粉症の症状で大きく違うのは、症状が治まるのにかかる期間です。
くしゃみも風邪と花粉症では違います。
風邪の場合は、冷たい空気を吸ったときなどくしゃみがでる時間帯は決まっていません。
一方花粉症は、朝起きたときや花粉の飛来が多い昼頃や夕方に出やすいです。

夜中に落ちた花粉が動くことで舞い上がりくしゃみが出やすくなります。
症状が悪化する前に病院で診てもらいましょう。
子供の花粉症は小児科を受診!かかりつけ医なら安心

子供が花粉症かもと感じたら一度病院で診てもらいましょう。

でも、子供の花粉症はどこで見てもらえば良いの?
子供に花粉症の疑いがある場合は、小児科で相談するのがおすすめです。
小児科以外でも気にかけてはくれますが、一番安心できるのは子供のことをよく知っている小児科なんです。
特にかかりつけの小児科であれば、持病や体質なども理解しているので診察もスムーズですよ。

小児科以外では見てもらえないの?
小児科以外で花粉症を見てもらえる病院は3つです。
- 内科
- 耳鼻咽喉科(耳鼻科)
- 眼科
鼻詰まりがひどい場合は耳鼻咽喉科、目のかゆみがあるなら眼科など症状から選ぶのも良いですね。
子供の花粉症が予防できる食べ物を4つ紹介!!

子供の花粉症を予防できる食べ物があったら嬉しいですよね。
もし、花粉症になってしまっても予防できる食べ物を食べていれば症状が緩和できるんです。
花粉症を予防できる食べ物は4つ。
- アカモク(海藻)
- ヨーグルト
- 青魚
- チョコレート
子供にお薬を飲ませるのは大変。
食べ物なら、いつもの食事やおやつにプラスできるので続けやすいですね。
【アカモク】シャキシャキ食感がおいしい
アカモクは、海藻の中でも栄養満点なんです。
しかも、アレルギー症状を緩和してくれるフコイダンがたっぷり入っています。

毎日0.3g食べるだけで良いので、子供も食べやすいですね。
アカモクの美味しい食べ方は、こちらの記事で紹介しています。
【ヨーグルト】食欲がなくても食べやすい
花粉症は免疫のバランスの乱れが原因。
免疫バランスを整えるのに役立つのがヨーグルトに含まれている乳酸菌です。
ただし、人によって合う乳酸菌は異なります。
色々な種類のヨーグルトを試してみるのもよいですね。
【青魚】積極的に食べたい
青魚には、アレルギー症状の炎症を抑える「EPA・DHA」と免疫機能を正常に保つ「ビタミンB6」が含まれています。

でも、子供が魚を食べてくれない。
子供が魚を食べない理由は、骨があって食べにくいのと魚特有の臭さがあるから。
おいしくて食べやすい、しかも簡単なとびうおのすり身は、離乳食からも試せますよ。
【チョコレート】子供が大好きだから続けやすい
子供も大人も大好きなチョコレートも花粉症予防の効果を期待できます。
チョコレートに豊富に含まれるカカオポリフェノールが、抗アレルギー効果を示していることがわかったんです。
カカオポリフェノールの機能は以下の4つ。
引用 株式会社明治
- アレルゲンに対して抗体が作られるのを防ぐ
- 肥満細胞からヒスタミンが放出されるのを防ぎ、アレルギーの発症を防ぐ
- 好酸球の脱顆粒を防ぎ、アレルギーの悪化を防ぐ
- アレルギーに関連するリンパ球が増殖・作用するのを防ぐ
ただし、甘いチョコレートは花粉症の症状を悪化させる可能性があるので高カカオチョコレートを選びましょう。
まとめ
- 子供の花粉症の症状として多いのは鼻水で、鼻詰まりから口呼吸になりやすい
- くしゃみが出る場合は、連発してでたり決まった時間帯に出たりすると花粉症の可能性がある
- 子供に花粉症の症状が出たら、薬の選び方や量などを熟知しているかかりつけの小児科に診てもらうこと
- 小児科以外で花粉症を診てもらえるのは内科や耳鼻咽喉科、眼科の3つ
- 子供に花粉症対策は難しいが食べ物で症状を緩和することができるので、積極的にとること
- 花粉症対策になる食べ物は、海藻のアカモクやヨーグルト、青魚、チョコレートがある
鼻が詰まったり、鼻水がでるとごはんも食べにくくて食欲も落ちがちです。
しかも、夜ぐっすり眠れなくて可愛そうですよね。
早めの花粉症対策で、花粉の時期も元気に過ごしましょうね♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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