傘の撥水効果を復活させる方法4つ!長持ちするお手入れの仕方も紹介!!

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傘を長く使っていると撥水効果が落ちてしまいますよね。

撥水効果が落ちた傘を使うとこのようなストレスがありませんか?

  • 傘をたたむときに手が濡れる
  • 傘があたり濡れる
  • 傘がサビびる

傘の撥水効果が復活すれば、雨の日だって快適に過ごせますよ。

傘の撥水効果を復活させるなら、一番手っ取り早いのが、防水スプレーをかけることです。

特にシリコン系の防水スプレーは、撥水効果が高いのでおすすめです。

ただし、日頃の傘のお手入れを怠ってはすぐに撥水効果は落ちてしまいますよ。

この記事では、撥水効果を長持ちさせる日頃のお手入れの仕方もをご紹介するので、じっくりと読んでくださいね。

傘の撥水効果を復活させる方法4つ!一番は防水スプレー

雨傘が水を弾くのは撥水加工が施されているからです。

しかし、撥水効果は経年劣化によって徐々に低下してしまいます。

でも、お気に入りの傘は長く大切に使いたいですね?

傘の撥水効果を復活させる方法は4つ。

  • 水をかける
  • ドライヤー
  • アイロン
  • 防水スプレー

軽度の劣化ならドライヤーで復活させることができます。

しかし、長年使っている傘には防水スプレーで撥水効果を復活させるのがオススメです。

撥水効果がある傘は水切れが良いので、傘を長く使いたいなら絶対押さえておきたいポイントですよ。

※今回紹介する方法は、ビニール傘には使えません。

【水をかける】すぐに試せる

傘の撥水効果が落ちた原因は、もしかすると傘の汚れかもしれません。

雨には雑菌や空気中の汚れが含まれています。

水洗いせずに乾かしてしまうと、汚れが蓄積し撥水効果が落ちてしまうんです。

しかも、傘の黒ずみや悪臭の原因になります。

そんな傘には、一度水をかけて汚れをリセットしましょう。

お風呂場でシャワーをかけたり、お庭のホースで傘に水をかけます。

あとは、風通しの良い日陰でしっかりと乾かしてくださいね。

【ドライヤー】簡単にできる

撥水効果が落ちた傘は一度しっかり乾かし、ドライヤーの温風を当てましょう。

ドライヤーの温風を当てることで、倒れたフッ素樹脂が元の並びを取り戻し、水を弾く効果が復活するんです。

やり方は、傘が十分に乾いたらドライヤーの温風で傘の生地全体を温めるだけ。

その際、ドライヤーは傘の表面から10cm以上離し、1ヵ所に長く当出ないようにしましょう。

同じ場所に長く温風を当てると傘の生地が痛む可能性があります。

傘の撥水効果が落ちる原因は、汚れや摩擦で水を弾くフッ素樹脂の粒が乱れるからなんです。

ドライヤーの温風を当てると、倒れたフッ素樹脂が元の並びを取り戻し、水を弾く効果が復活しますよ。

ただし、長く使い込まれた傘は、熱を与えても戻らない可能性があるので注意してください。

【アイロン】温度に注意

アイロンを使う方法は、ドライヤーを使う方法と原理は同じです。

やり方は、傘をしっかりと乾かしてから行うところはドライヤーを使った方法と一緒です。

まずは、アイロンを中温に温めておきます。
次に傘を開いて、裏返しアイロン台やテーブルに置きます。

アイロンを中央から外側にむかってさっさっと素早く軽く3回ほどかけましょう。

同じ場所に何度もかけたり、高温にしたりすると生地を痛めたり、色が落ちる可能性があります。

心配な方はあて布をしてください。
この方法の一番のメリットは、傘のシワを伸ばすこともできることです。

特に折りたたみ傘は、長年使っているとシワシワになりやすいです。

アイロンをかけることで新品以上にきれいになりますよ。

【防水スプレー】選ぶならシリコン系

撥水効果を復活させるのに一番手っ取り早いのは、傘に防水スプレーを吹きかけることです。

実は、防水スプレーは大きく分けて2種類あるんです。

フッ素系のタイプのものとシリコン系のタイプのものです。

傘にオススメなのが、シリコン系のもの。

フッ素系は、靴や衣類などの布物に使うのが主な用途です。
通気性もあるので、布製品におすすめです。

しかし、水をはじく効果はシリコン系に劣るため、傘に使うときはシリコン系を選びましょう。

では、防水スプレーのかけ方をご紹介します。
まず大前提として外で行ってください。

防水スプレーを吸い込むと呼吸困難や嘔気、嘔吐などがおこり、最悪死に至る場合があります。

防水スプレーを使うときは、通気性の良いところでスプレーを吸わないように気をつけて行いましょう。

防水スプレーのかけ方はすごく簡単です。
傘の表面を水洗いし、乾かしておいた傘に防水スプレーを吹きかけます。

ビショビショになるくらいしっかりかけてくださいね。

ただし、スプレーが垂れて床や地面が液剤で濡れる可能性があります。

傘の下には段ボールなどを必ず敷いてから行ってください。
あとはしっかり乾かせば終了です。

軽く振るだけで傘についた水滴がきれいに落ちますよ!

傘の撥水効果が長持ちするお手入れの仕方4つ紹介

傘の撥水効果を長持ちさせるには、日々のお手入れが欠かせません。
ポイントは4つ。

  • 使ったら水をかける
  • 水切りは傘を開閉させて
  • しっかり乾かす
  • 傘をたたむときは生地に手を触れない

この4つを守ることで、傘の撥水効果が長持ちするだけではなく、傘自体も長持ちします。

雨によって雑菌や空気中の汚れがついた傘は、さっと水洗いをすることできれいな色がキープできますよ。

もちろん、傘の撥水効果がしっかり機能していれば、水切れが早く乾かすのも楽になるんです。

そして、傘をたたむときについつい触っていませんか?

実はこれ、傘の撥水効果を落としてしまうだけではなく生地の色落ちにも関係してきます。

お気に入りの傘を長持ちさせるためにも、今回紹介する方法を実践してくださいね。

水をかけて汚れをリセット

この記事の『【水をかける】すぐに試せる』でもご紹介しましたが、雨には不純物がたくさん含まれています。

雨の不純物が生地に残留することで、傘が変色をおこす可能性があるんです。

濃い色の傘だと色落ちや変色は目立っちゃうわ。

きれいな色をキープしたいなら、傘を使い終わったら水をかけましょう。

かなり効果がありますよ。

シャワーなどで水を全体にかけて雨を洗い流します。

使うたびにに水をかけていれば、洗剤を使わなくてもきれいな状態をキープできますよ。

頑固な汚れは中性洗剤で洗う

水をかけただけでは落ちない汚れは、中性洗剤を使って落としましょう。

水に中性洗剤を適量溶かして洗剤液を作ります。

次に洗剤液を柔らかいスポンジにつけ、優しく叩くようにして傘を洗っていきます。

生地を傷める可能性があるので、ゴシゴシ洗わないようにしましょう。

あとは、洗剤が残らないようにしっかりと水をかけてすすぎましょう。

洗剤が残っていると生地が変色してしまうことがありますよ。

洗剤を使うことで、撥水効果が落ちてしまいます。

最後に傘がしっかり乾いたら、防水スプレーを吹きかけておきましょうね。

水切りは傘を開閉させるが正しいやり方

傘の水の切り方は、人によって違いますよね。

閉じた傘を振ったり、クルクル回したりして水を切る方もいます。
実はこれでは、傘を傷めているんです。

正しい傘の水切りの仕方は、開閉させて水を切る方法です。

まずは、周囲に人がいないことを確かめ、斜め下方向の地面に向けて開閉して水を切りましょう。

この方法なら、傘に負荷をかけずに水をしっかりと切ることができます。

水切りできる場所がないならレインシュシュ

駅やお店の前など周りに人がたくさんいるとき、傘を開閉させて水をきるのは気が引けますよね。

そんなときは、レインシュシュがおすすめです。

レインシュシュは、傘の先端からシュシュを通すだけで、傘の水切りができるんです。

下から水が垂れ落ちる心配がなく、傘が当たっても服や荷物が濡れません。

使わないときは、持ちて部分につけておけば目印にもなるので、一石二鳥ですよ。

しっかり乾かせばサビも防止できる

ついつい使い終わったらそのまま仕舞う方が多いかと思いますが、これだと傘の寿命を縮めてしまうんです。

傘を濡れたまま仕舞うと生地が変色したり、骨がサビ付いてしまったりといった問題が起こります。

見た目が悪くなる以外にも、傘の強度も落ちてしまいます。

傘は、使ったらできるだけ早く広げて干しましょうね。

干すときは、日の当たる場所で干すと生地が変色する可能性があるので、風通しの良い日陰で干してください。

たたむときにつく皮脂で撥水効果が落ちる

傘をたたむときにしっかりたたみたくて、手で生地を触っていませんか?

手で生地を触ると手についたハンドクリームや皮脂で生地が汚れてしまいます。

傘の折り目の部分の色が変わったり、撥水効果が落ちるのは、手の汚れが原因です。

できるだけ手で生地を触らないようにしましょう。

でも、どうやってたたむのが正解なの?

今回は、長い傘と折りたたみ傘のたたみ方をそれぞれご紹介します。

不器用さんでもできるたたみ方なので、ぜひ試してくださいね。

長い傘のたたみ方

生地に手を触れないでたたむと聞くと難しそうに思いますが、意外に簡単にたためます。

見た目もきれいなので、傘立てもスッキリしますよ。

1.傘を閉じ、片手で露先を束ねます。

露先とは傘の骨の先の部分、水滴が落ちる部分です。

露先をとめる紐がついているものは、先にとめておきましょう。

2.紐を向こう側からまわします。

3.傘を少し斜めに倒しながら紐を引き上げます。

紐は軽く引き上げている程度で、強くは引っ張らないようにしましょうね。

4.傘本体を徐々に倒しながら、ゆっくり回すと自然と生地がたたまれていきます。

5.ときどき紐の引っ張り具合に強弱をつけて、生地をほぐしながら整えます。

6.最後にネームをしっかり引っ張りボタンをとめれば終了です。

生地にほとんど手が触れないので、生地に汚れがつきにくいですよ。

折りたたみ傘のたたみ方

折りたたみ傘は、うまくたためずシワシワになってしまう方が多いんです。

たたみ直せばたたみ直すほど手の皮脂が生地につくという悪循環におちいります。

一度たたみ方を覚えると早くきれいにたためるようになりますよ。

1.傘の中棒を伸ばしたまま、ロクロ部分を持って傘が少し開いた状態にします。

ロクロとは、折りたたみ傘を開閉する部分のことです。

2.親骨の関節部分を直接ポキポキと折ります。

関節部分で折ることで親骨への負担が軽減され傘が長持ちします。

3.ロクロを持って傘を固定し、生地の角の折り目を外側に出して形を整えます。

4.全ての角を整えたら、片手でギュッギュッと傘を絞るような感じで巻き、紐をとめます。

5.最後に中棒を下げ、手元の内側の溝に骨を入れ「カチッ」と音がすれば完了です。

ついつい中棒を先に下げてしまいがちですが、先に下げてしまうと骨が歪んでいる場合がありきれいになりません。

最後に中棒を下げればきれいに骨が収まってくれるので、気持ちが良いですよ。

まとめ

  • 傘の撥水効果が落ちたら、軽度のうちなら水をかけたり、ドライヤーやアイロンをかけたりすると復活する
  • 傘の撥水効果を復活させたいなら、シリコン系の防水スプレーを吹きかけるとしっかり水を弾くうえに長持ちする
  • 大切な傘を長持ちさせたいのなら、普段から傘をしっかりと乾かしたり、洗ったりすることが大切
  • 傘をたたむときに生地を触ってしまうとハンドクリームや皮脂がついて撥水効果が落ちたり、変色したりする

なんとなく使っている傘ですが、お気に入りを見つけると長く使いたいですよね。

ちょっとしたお手入れで傘は長持ちするので、これを機会に使い方を見直してみてはいかがですか?

お気に入りの傘を見つけたい方は、こちらも読んでくださいね♪

 

最後まで読んでいただきありがとうございます。
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