今やミルクは赤ちゃんを育てるにあたっての必需品です。
私はミルク選びは、赤ちゃんの健康、ママの思い、家庭の事情の3つをクリアしたものを選ぶべきだと思うんですよ。
しかし、家族の分だけ悩みはつきもの。
特に赤ちゃんの便秘、ミルクのコスパ、災害時に便利なミルクは知っておいて損はないですよ!
この記事では、先輩ママの意見を元におすすめのミルクをご紹介します。
- 便秘の悩みを解消できるのは『はいはい』
- コスパ重視!一番安いミルクは『ぴゅあ』の大缶
- 災害時も安心!アタッチメントで飲める液体ミルク
- 冷たい液体ミルクも、カイロで温めると飲みやすくなる
- ミルクならママの負担を減らすことができる
赤ちゃんもママもパパも笑顔になれるミルクが必ず見つかるので、じっくり読んでくださいね。
ミルクのおすすめ7つ
【2024年版】おすすめ粉ミルク7商品の比較表
紹介した粉ミルクの比較表は以下です。
【粉ミルクおすすめ7商品の比較表】
内容量 | 100mlあたりの価格 | 詰め替え | ワンステップ調乳 | フタ一体型 | スティックタイプ | キューブタイプ | 液体タイプ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雪印メグミルク ぴゅあ | 820g | 27.0円 | ||||||
和光堂 はいはい | 810g | 32.2円 | ||||||
ビーンスターク すこやかM1 | 800g | 42.3円 | ||||||
森永乳業 はぐくみ | 800g | 40.3円 | ||||||
明治 ほほえみ | 800g | 43.5円 | ||||||
森永乳業 E赤ちゃん | 800g | 52.3円 | ||||||
江崎グリコ アイクレオバランスミルク | 800g | 41.1円 |
目的別で選ぶ|便秘ベビーにおすすめミルク
ここからは便秘しやすい赤ちゃんにおすすめの粉ミルクを紹介します。
個人差もありますが、ミルクによって便秘になりやすかったり、下痢になりやすかったりします。
しかし、赤ちゃんのミルクもヨーグルトと同じで続けてみないと効果はわかりません。
オリゴ糖…腸内環境を調えてくれると言われています。
小缶…赤ちゃんに合ったミルクかどうか試すなら、小缶なら様子見しやすく無駄になりにくいです。
購入するときは、上記の2つをチェックして購入することで、失敗を最小限に防ぐことができます。
赤ちゃんに合うミルクを見つけるために数種類試す人がほとんど。
1週間ほど様子を見てみましょう。
他の便秘解消ミルクを知りたい人は、こちらの記事で紹介しています。
目的別で選ぶ|コスパ最強の安いミルク
完ミママにおすすめのミルクは、安くて量が多い大缶です。
購入するお店によって多少値段の差はありますが、小売価格が安いミルクに勝るものはありません。
さらに安く購入したいのなら、以下の点をおさえておくと良いですよ。
Amazon:Amazonプライムに加入+定期おトク便で最大20%OFF
楽天市場:毎月行われるセールやマラソンを狙えばポイントで還元
約1週間で大缶が1缶なくなるほど消費の激しいミルクは、上手に買い物しないとかなりの出費になります。
まだ味覚が発達していない新生児の頃から、ミルク選びをしっかりして慣れさせましょう。
粉ミルクを安さで選ぶなら『ぴゅあ』
- 大缶に入っているミルクの量が820gで7商品の中で一番多い
- 品質維持のため広告費を削って安さを実現
- 消費者庁の特別用途食品の許可を受けている
- 母乳にも含まれるDHA、オリゴ糖、シアル酸配合
- タンパク質の質や量、さまざまな栄養素を調整
- 食品安全マネジメントシステムの国際規格である「FSSC22000」の認証を取得
- 腹持ちがイマイチで母乳と同じ頻度であげている
- 赤ちゃんが大きくなる
- ちょっとクセがあり好き嫌いが分かれる
腹持ちがイマイチなのが気になりますが、ミルクだと生活リズムを整えるためにミルクの量を調節する必要があります。
母乳と同じ腹持ちなら、お腹いっぱい飲ませることができるので赤ちゃんの空腹によるストレスも回避できますね。
安くミルクを購入したい人は、こちらの記事で紹介していますよ。
目的別で選ぶ|混合におすすめなミルク
味が母乳に近いミルクは、混合や母乳をあげられないときに味の差が少ないのでおすすめです。
ミルクと母乳の味が大きく違うと、好みの味の方だけをよく飲むようになり、最悪母乳を飲まなくなってしまうこともあります。
できるだけ母乳に近い味のミルクを選び、どちらでも飲める状況にしておきましょう。
- 味の差が少ないので違和感なく飲める
- 甘さが強いミルクだと母乳を飲まなくなる可能性がある
- 母乳と栄養成分がにるように作るように決められているので栄養成分は大差がない
ママとしては、母乳に近いものなら安心して赤ちゃんに飲ませることができるので、味が気になる場合はサンプルを取寄せるのもおすすめですよ。
母乳に近い味のミルクは『E赤ちゃん』
目的別で選ぶ|ごみ捨て簡単なミルク
ミルクだと気になるのが大量にでる缶のゴミです。
ミルクの缶はスチール缶なので、潰すことができずかさばってしまいます。
特にこんな人には詰め替えできるミルクを選びましょう。
- 家からゴミ捨て場まで距離がある
- 子供をおいてゴミを捨てに行けない
詰め替えがあるのは、森永乳業の『はぐくみ』と『E赤ちゃん』だけです。
目的別で選ぶ|哺乳瓶不要の液体ミルク
ミルクには欠かせない哺乳瓶ですが、液体ミルクの場合はアタッチメントを取り付けるだけでそのまま飲ませられるものもあります。
アタッチメントが使えれば、かさばる哺乳瓶がない分荷物も減り、洗い物も減らすことができますよ。
- ほほえみ
- すこやかM1
アタッチメントが使える液体ミルクなら、災害時の水が貴重なときに洗い物を減らせるので、ストックとして用意しておくと良いですね。
哺乳瓶不要の液体ミルクなら『ほほえみ』
液体ミルクを飲んでくれないときは温めよう
液体ミルクは便利ですが、赤ちゃんが飲んでくれないことがあります。
赤ちゃんが液体ミルクを飲んでくれないときは、液体ミルクを温めると飲みやすくなり飲んでくれますよ。
液体ミルクの一番簡単な理由温め方としては、カイロを使う方法です。
早く温めることができまし、災害バッグにも入れておける大きさなので、おすすめですよ。
詳しくは、こちらの記事で紹介しています。
ミルクのメリット4つ
ミルクにすることで、ママの時間を作りやすくなりますよ。
産後のママは、体調が戻り切らない状態なので無理は厳禁です。
少しでも休める時間を作ってあげることが、体調回復にも役立ちますよ。
腹持ちが良い
ミルクは母乳に比べて腹持ちが良いと言われています。
腹持ちが良ければ、赤ちゃんの睡眠時間も増えるため、ママの自由な時間を確保しやすくなるんです。
もちろん、赤ちゃんも空腹からのストレスがなくなるので、機嫌も良くなりますよ。
誰でもあげることができる
母乳は、ママしかあげることができませんが、ミルクなら誰でも作ったりあげたりすることができます。
良い育児のためには、ママが一人になる時間も大切です。
保育園に預けやすくもなりますよ。
ママの精神的ストレスが少ない
赤ちゃんが乳首を吸う感触が苦手なママもいます。
しかも、大勢の人が集まるときなど、授乳できる場所を確保するのも大変です。
ミルクなら人目を気にせずにあげることもできるので、精神的にも楽になりますよ。
量の把握がしやすい
母乳だと赤ちゃんがどれくらい飲んだか把握しにくいですよね。
ミルクなら、飲んだ量が一目瞭然。
飲みの悪さで体調のバロメーターとしても役に立ちますよ。
ミルクのデメリット3つ
もちろん、ミルクにもデメリットもあります。
お金がかかったり、ごみ捨てが大変だったり。
しかし、ミルクの選び方を見直したり便利グッズを使ったりすることで解消できますよ。
お金がかかる
ミルク育児の最大のネックは、お金がかかるところです。
しかし、母乳でも食事量が増えたり、頻繁に母乳をあげたりで一概にミルクはお金がかかると言えるものではありません。
ミルク代をおさえたい場合は、安いときにまとめ買いしたり、ポイントや割引をうまく利用したりしましょう
缶を捨てるのが大変
缶タイプのミルクは、かさばりやすく捨てにくいところがデメリットです。
赤ちゃんが大きくなるにつれて、消費が激しくなるので缶タイプにこだわりがなければ、捨てやすい袋タイプを選びましょう。
哺乳瓶の洗浄や消毒がめんどくさい
ミルクを飲ませるたびに哺乳瓶を洗ったり消毒したりするのは大変です。
哺乳瓶は、食洗器では洗い残しがでる場合があるので、基本的には手洗いです。
消毒も生後3カ月頃までは最低でもする必要があるので、まとめてできるように哺乳瓶を数本用意しておくと良いですよ。
哺乳瓶消毒ができる便利グッズは、こちらの記事で紹介しています。
初めてのミルク選びのポイント
ミルクを選ぶときのポイントは3つあります。
- ミルクの形状
- 価格
- 容器
特に初めての赤ちゃんでどのミルクを買えばよいか迷っているなら、上記の3つを意識してミルクを選ぶと良いですよ。
少なくとも1年はお世話になるミルクなので、ママの負担にならないものを選びましょうね。
ミルクの形状で選ぶ
今あるミルクの形状は、粉、キューブ、液体の3種類です。
粉ミルクはほしい分だけミルクを作ることができます。
他の形状と比べて安いので、普段使いにおすすめです。
キューブは、ほほえみのみからでており、何個入れたか数えずに目で見てわかるのが特徴。
液体ミルクは調乳を必要としないので、お出かけや災害時などにあると便利です。
夜の授乳に液体ミルクを使っている先輩ママもたくさんいますよ。
価格で選ぶ
ミルクの値段はピンきりです。
1缶2,000円しないものから3,000円以上もする高級粉ミルクもあります。
ミルクをメインに使いたいなら価格をおさえたミルクを、母乳をメインにしたいならちょっと高くても母乳に近い味のミルクを選ぶなど、ご家庭に合わせたミルクを選びましょう。
容器で選ぶ
ミルクの容器にも種類があります。
主に『フタとすり切り部分が一体となったもの』、『缶自体にすり切りがついたもの』、『詰め替えタイプのもの』の3種類です。
フタとすり切り部分が一体になっていると、フタを完全に取らないので片手で作業がしやすくなります。
余分なミルクも容器内に落ちるので衛生的です。
缶自体にすり切りがついたものは、フタを完全に外さなければならず、すり切り時にミルクが容器の上にたまってしまうのがネック。
しかし、すり切りの綺麗さでは一番です。
詰め替えタイプは、ゴミを減らすことができるのでごみ捨てが楽になるのはもちろん、スプーンですくいやすいのがメリットです。
慣れてしまえば苦にならないですが、どの容器が使いやすいかイメージしてみるのも良いですね。
まとめ
粉ミルク選びで大切なのが、赤ちゃんがしっかり飲むことや便秘・下痢など体調に異変がないことです。
赤ちゃんに合うミルクを見つけるのは大変ですが、7商品のミルクの特徴をしっかり理解して選びましょうね。