外出時の水分補給に便利な水筒ですが、茶渋が落ちなくて困ってはいませんか?
実は、水筒の茶渋は卵の殻で落とすことができるんです。
卵の殻を水筒に入れてシャカシャカ振るだけで、簡単に茶渋を落とすことができますよ。
保育園でも、暑くなると水筒を持参するように言われることも…
日々のお手入れと週に1度の漂白で、きれいな水筒を使い続けることができますよ。
この記事では、卵の殻で茶渋を落とす方法やパッキンやストローの洗い方をご紹介します。
きれいな水筒なら飲み物も美味しくなるので、ぜひ読んで実践してくださいね♪
水筒の茶渋を卵の殻で落とす方法!家事ヤロウでも紹介

水筒は毎日洗っているけど、気づかないうちにできてしまうのが茶渋ですよね。
水筒の茶渋は、卵の殻で簡単に落とすことができるんです。
ポイントは、熱湯を使うこと。
熱湯を使うことで水筒の茶渋が落ちやすくなり、卵の殻についたサルモネラ菌を死滅させることができますよ。

綺麗に洗えても菌がついては意味がないですもんね。
より菌が付くのを防ぎたいのであれば、卵の殻の他に除菌効果のある中性洗剤も入れましょう。
卵の殻で水筒の茶渋を落とす方法
卵の殻を使って水筒の茶渋を落とすのに必要なものは5つ。
- 水筒
- ビニール袋
- 卵の殻 2個
- 熱湯 水筒の1/3の量
- 中性洗剤 (必要な方)
家にあるものだけできれいになるので、試してみてください。
茶渋の落とし方
1.ビニール袋の中に卵の殻を入れて、揉むようにして卵の殻を細かく砕きます。
薄皮がついたままで大丈夫です。
2.水筒の中に細かく砕いた卵の殻を入れます。
3.熱湯を水筒の1/3量を注ぎ入れたら、フタをしっかりとしめ、水筒を1分間シェイクします。
4.汚れたお湯を捨て、きれいにすすげば終了です。
シェイクする時間を長くしたり、何回か繰り返してみたりしてくださいね。
卵の殻で落ちる理由
卵の殻の主な成分は炭酸カルシウムなんです。
卵の殻をお湯の中で振ることで、酸化カルシウムが生まれます。
この酸化カルシウムが水筒内の二酸化炭素と反応してお湯がアルカリ性変化。
酸性の汚れである茶渋に洗浄効果を発揮してきれいになるんです。

すすぎ残しが防げるから、子供の水筒にも安心して使えるわね。
水筒のパッキンについた茶渋の落とし方は綿棒を使う

水筒のゴムパッキンの茶渋汚れは、綿棒や歯ブラシで簡単に落とすことができます。
水筒のゴムパッキンについた茶渋は、スポンジでは落ちにくいんです。

なぜかというとスポンジだとゴムパッキンの汚れにしっかり届かないからです。
綿棒や歯ブラシなら、しっかり茶渋汚れに届くので簡単に落とすことができますよ。
綿棒や歯ブラシでも落ちないような頑固な茶渋の場合は酸素系漂白剤を使いましょう。
ゴムパッキンについた臭いもスッキリ落ちますよ。
水筒の漂白の仕方は、『水筒は週に1度漂白で茶渋も臭いもなかったことに♪』で紹介しています。
ゴムパッキンこそきれいにすべき!
水筒のゴムパッキンは茶渋が付きやすく、カビも発生しやすい場所です。
中身が入ったままの水筒は、湿気を好むカビにとって好条件な環境。
しかも、茶渋などの汚れや口の中の雑菌が水筒に移るとカビの繁殖を促す要因のひとつになります。
毎日、汚れをきれいに落とすことが大事なんです。

でも、毎日綿棒を使うのはもったいないし、歯ブラシだと細かい部分が洗いにくいわ。

ダイソーのポイントブラシなら、程よいコシのブラシが細かい溝の汚れを落としてくれますよ。

引用 ダイソーネットストア
こびりついた汚れは、反対側についたヘラで落とせるので、愛用しています。
水筒のストローについた茶渋はスプレー洗剤で落とす

ストロータイプの水筒を使っていると茶渋がストローの中についてしまうことありますよね。

ストローの中は洗いにくいから、買い換えるしかないかしら?
水筒のストローについた茶渋は、スプレータイプの洗剤で落ちますよ。
スプレータイプの洗剤なら、狭いストローの中にもしっかり入り込んで汚れを落としてくれるんです。
よりきれいにしたいのなら、ストローブラシを使って中をしっかりこすりましょうね。
洗剤が残らないようにしっかりとすすぎましょうね。
小さい子供の水分補給にはストロータイプが便利
暑い夏は水分補給が大切です。
しかし、小さい子供だと直飲みタイプの水筒だと持ち上げて飲むのは大変。
うまく飲めずこぼしてしまう可能性があります。
ストロータイプの水筒なら、小さな子供でも上手に飲むことができますよ♪
おすすめのストロータイプの水筒は、『【暑い日も安心】保冷力抜群のストローマグおすすめランキング』で紹介しています。
水筒は週に1度漂白で茶渋も臭いもなかったことに♪

水筒の茶渋や臭いは、週に1回酸素系漂白剤を使って落としましょう。
水筒は毎日洗っていても茶渋や臭いはなかなかとれません。
酸素系漂白剤を使えば、水筒も消毒できますし、茶渋や臭いもきれいに落とすことができますよ。
酸素系漂白剤で水筒をきれいにする方法
水筒を漂白するときのポイントは、分解すること。
分解してしっかりと漬けることで、パッキンの臭いも落ちますよ。
1.水筒のパッキンや注ぎ口の部品を取り外し、分解できるものは分解します。
2.ボウルや桶に50℃くらいのお湯を入れ、酸素系漂白剤を振り入れます。
お湯1Lにつき大さじ半分くらいが目安です。
3.水筒のパッキンや部品を酸素系漂白剤入りのお湯に浸けます。
4.部品全体がしっかり浸かるように皿などを上に乗せて重しをし、30分~1時間ほど放置します。
5.水筒本体の内部にもお湯と酸素系漂白剤を入れ、30分~1時間ほど放置します。
水筒本体を丸ごと漂白剤入りのお湯に浸けると、塗料が剥げる恐れがあるので注意してください。

1週間に1度ならできそうだわ。

きれいな水筒なら気分も上がりますし、食中毒も防げますよ。
水筒を漂白する際の注意点3つ
水筒を漂白するときに守ってほしいことが3つあります。
- 酸素系漂白剤を使う
- 蓋はしない
- 塩素系漂白剤と混ぜない
これを守らないと水筒が使えなくなるどころか、怪我をする可能性があるので注意してくださいね。
酸素系漂白剤を使う
ステンレスでできた水筒に塩素系漂白剤は厳禁です。
塩素系漂白剤は、金属を溶かす性質があります。
さらに強い漂白効果があるため、パッキンの部分は劣化が進み漂白剤の臭いもついてしまいます。
一方酸素系漂白剤は、過酸化水素の力による漂白・殺菌作用があります。
タンパク質の汚れを溶かして落とす働きも持っているので、水筒の漂白にぴったりなんです。
オキシクリーンは服や浴室の漂白にも使えるので、1つ持っていると役立ちますよ。
蓋はしない
水筒を漂白するときに水筒のフタをしてしまうと密閉状態になり危険です。
フタが開かなくなったり、開けた瞬間に中身が飛び散る可能性がありますよ。

悲惨な状況にならないためにもフタはしめないほうがいいわね。
しかも、フタをしてしまうとパッキンや細い部品をきれいに漂白することができません。
水筒とフタは分解して別々に漂白しましょうね。
塩素系漂白剤と混ぜない
塩素系・酸素系の洗剤は毒性の高い塩素ガスが発生する可能性があるので、絶対に混ぜてはいけません。
容器の表記で『まぜるな危険』と目立つように書かれているのは、このリスクを避けるためです。
塩素系漂白剤を使った後に、酸素系漂白剤を流したりするのも、混ぜるのと同じことなのでやめましょうね。
まとめ
- 卵の殻を使った水筒の茶渋の落とし方は、熱湯を使ってサルモネラ菌を死滅させるのがポイント
- 卵の殻を使うことで酸性の汚れである茶渋が落ちるうえに、薬品を使わないので子供の水筒にも安心して使える
- ゴムパッキンについた汚れは、スポンジでは落ちにくいが、綿棒や歯ブラシを使うと簡単に落ちる
- ゴムパッキンは汚れが溜まりやすいので、毎日きれいに洗い黒カビが生えることを防ぐことが大切
- ストロータイプの水筒はストローに汚れが溜まりやすいが、スプレータイプの洗剤とブラシを使うと洗いやすい
- 小さな子供の水筒は、ストロータイプの方がこぼれにくくて飲みやすい
- 1週間に1度酸素系漂白剤で漂白することで、茶渋や臭いを落とすことができるため水筒を清潔に保てる
- 酸素系漂白剤で水筒を漂白するときは、フタをしめたり塩素系漂白剤と混ぜたりすると危険なので注意すること
夏場は水筒が大活躍する時期ですが、食中毒も起こりやすい時期でもあります。
食中毒を起こさないためにもこの記事の方法を試し、しっかりと茶渋を落としてくださいね。
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この卵の殻で水筒の茶渋を落とす方法は、家事ヤロウでも紹介されました。