暖かくなってくると心配になるのが、子供の熱中症ですよね。
子供は大人に比べて地面より近い位置に顔があるため、照り返しの影響を受けやすく熱中症になりやすいんです。
最近では学校にも持って行けるような熱中症対策グッズも販売されています。
耐えれれないほどの猛暑でも熱中症対策グッズを使うことで、登下校がしやすくなりますよ。
この記事では、熱中症グッズの他にも熱中症を予防できる飲み物や食べ物もご紹介します。

熱中症対策グッズの中でも冷えすぎないアイスリングは、使いやすいですよ。
もし熱中症になってしまっても、応急処置さえ知っていれば安心。
風邪との見分け方もご紹介しますので、じっくり読んでくださいね。
子供の熱中症対策グッズ5つと食品!予防で健康を守る

子供は大人に比べ熱中症になりやすいので、熱中症対策が大切です。
子供が熱中症になりやすい原因は3つ。
- 全身に占める水分の割合が大人より高い
- 照り返しの影響を受けやすい
- 自分では予防できない
つまり、子供の熱中症対策には大人のサポートが必要なんです。
まず、熱中症対策として思いつくのは、体を冷やす熱中症対策グッズを使うこと。
でも、熱中症対策グッズはたくさん種類があるので、どれを買えば良いか悩みますよね。
アイスリングは、冷えすぎることがないので安心して使えますよ。
グッズの他にも水分や食事でナトリウムやカリウムを補給することが大事。
大切な子供を守るためにしっかりと対策をとりましょう。
子供でも使える熱中症対策グッズ5つ紹介
熱中症対策として、暑い日の外出は控えることを推薦されています。
しかし、小学生の下校時間はまだまだ暑い時間帯ですよね。

帽子だけでは暑さはしのげないわ。
子供を熱中症から守ってくれるグッズは5つ。
- アイスリング
- ランドセル用爽快背あてパッド
- 冷感マフラータオル
- 布用冷やしシャワー
- 帽子用保冷剤
熱中症対策グッズを使えば、暑さも和らぐので子供の負担も軽減できますよ。
【アイスリング】気持ち良い冷たさ
冷えすぎず、服も濡れないアイスリングは、真夏の必需品です。
商品によりますが28℃以下なら自然に凍結してくれるので、下校時間にも使えるのが安心ポイント。
無邪気に遊んでも外れにくいので、やんちゃな子供にも使えますね。
アイスリングについてもっと詳しく知りたい方は、『アイスリングが売り切れた理由は自然凍結!?オススメ商品5点も紹介!!』で紹介しています。
【ランドセル用爽快背あてパッド】蒸れずに快適
夏場ランドセルを背負っていると背中は汗でぐっしょりしてしまいます。
気持ち悪いし、あせもも気になってしまいますよね。
ランドセル用爽快背あてパッドを使うと通気性が良く、背中が濡れることがなくなったとの声が多数。
しっかり熱を放出できるので、熱中症にもなりにくいですよ。
【冷感マフラータオル】汗も拭けてひんやり
暑さ対策と言ったら冷感タオルですが、汗を拭けないのが残念なところ。
冷感マフラータオルはしっかりと汗を拭けるのはもちろん、首に巻きやすい幅が狭いタイプです。
そのままでもひんやりしますが、水に濡らすと冷たさがUPしますよ。
【布用冷やしシャワー】風が吹くたびすずしくなる
一番気軽に暑さ対策ができるのが、布用冷やしシャワーを使うことです。
衣服にスプレーするだけで、涼しくなるから忘れ物、なくし物が多い子供でも安心。
メンソールの効果で爽やかな香りと共に涼しく感じることができますよ。
【帽子用保冷剤】頭を冷やしてすっきり
直射日光にさらされる頭部は熱くなりがちで、ぼーっとしちゃいますよね。
帽子用保冷剤は、水に濡らして防止にセットするだけで頭もスッキリ。
さらに凍らせることもできるので、レジャーでも大活躍しますよ。
子供の熱中症対策できる飲み物は3つ
熱中症対策で一番効果があるのは、こまめな水分補給です。
喉が渇いてからでは遅いので、日頃から水分補給ができるように飲み物は持ち歩きましょうね。
汗で失われたエネルギーとは、ナトリウムやカリウムなどのことです。
いくら水分補給をしても、エネルギーが足りないと、熱中症になってしまうことがありますよ。
熱中症対策におすすめの飲み物は3つ。
- 健康ミネラルむぎ茶
- DA・KA・RA
- OS-1

買いに行けなかったり、すぐに必要なったりしたときは、家にあるものでも作れますよ。
今回は、家でも作れるスポーツドリンクも紹介します。
【健康ミネラルむぎ茶】学校に持っていける
学校に水筒を持っていけるようになりましたが、スポーツドリンクが禁止にしている学校も多いんです。

麦茶なら学校に持っていけるから熱中症対策になるわね。
選ぶときは、ただの麦茶よりもミネラルがしっかり入った健康ミネラルむぎ茶を選びましょう。
【DA・KA・RA】しっかり水分補給
DA・KA・RAは甘すぎずスッキリしています。
味も薄味なので、長時間飲んでいても飽きません。
ポカリやアクエリアスが苦手な子供でも飲みやすいですよ。
【OS-1】脱水症状を改善
OS-1は、スポーツドリンクよりも電解質濃度が高く、水と電解質の吸収を速めます。
ただし、スポーツドリンクと比べて糖濃度は低い組成となっているので、子供には飲みにくいでしょう。
家でできる!スポーツドリンクの作り方
実は、スポーツドリンクは家でも作ることができるんです。
たった4つの材料でできるので、とても簡単ですよ。
- 砂糖 大さじ2
- 塩小さじ 1/4
- レモン果汁 大さじ1/2
- 水 500ml
材料全てを容器に入れてよく混ぜれば完成です。

すぐにできるのに無添加だから、子供にも安心して飲ませることができるわね。
ただし、防腐剤などが入っていないので1日で飲み切るようにしましょうね。
子供の熱中症対策できる食べ物?!ポイントは朝ごはん
熱中症対策にはこまめな水分補給が有効ですが、それだけでは不十分。
熱中症対策には食べ物で栄養とエネルギーを補うことも大切です。
つまり、3食しっかり食べることが、熱中症対策になると言うこと。
もちろん、栄養バランスのとれた食事に勝るものはありませんが、食が細くなる時期。
がむしゃらに食べるよりも、ミネラルとビタミンB群が豊富に含まれている食べ物で効率よく摂取しましょうね。
ミネラルが豊富な食べ物
汗をかくと水分・塩分だけでなく、鉄やカリウムといったミネラルも失われます。
これらを補うには栄養密度の高い食材を選ぶことがポイントなんです。
特に色が濃い緑黄色野菜は、淡色野菜よりもミネラルやビタミンが豊富なので積極的に食べたいですよね。

ミネラルの中でも強化したいのがカリウムです。
余分なナトリウムを排泄させて血圧を一定に保つなど、身体の機能維持に欠かせない栄養素です。
ビタミンB群が豊富な食べ物
本格的な暑さに備えとして、栄養をエネルギーに変える「代謝」の機能を強化することが先決。
そのためにはきのこ類、豚肉、マグロ、大豆食品などに多く含まれるビタミンB群を意識して摂取しましょう。
そして、血流を促進し、老廃物を代謝することで、疲労回復、夏バテ予防を期待できるんです。

つまり、夏の疲れを貯めないことが、熱中症対策にもつながると言うことね。
子供の熱中症受診の目安は?意識がなければ救急車

子供が熱中症になったとき、受診の目安は気になりますよね。
実は、受診の目安はなく熱中症のサインがあった場合は、すぐに受診しましょう。
熱中症で受診の目安になるサインは7つ。
- 38度以上の熱
- 汗が出ない
- 尿が出ない
- ぐったりする
- ぐずる
- 嘔吐
- 意識がもうろうとする
熱中症は応急処置がカギ
最近では、夏の猛暑は当たり前。
誰もが熱中症になる可能性があるんです。
もしものときのために、熱中症になったときの応急処置は覚えておきましょう。
応急処置の方法
1.熱中症が疑われるときは、症状や重症度に関わらず、涼しい場所へ移動し身体を冷やします。
涼しい場所へ移動
風通しのよい日陰やクーラーが効いている室内などに移動しましょう。
身体を冷却する
衣服を脱がせたり、きついベルトやネクタイ、下着などをゆるめたりして身体から熱を放散させます。
露出させた皮膚に冷水をかけて、うちわや扇風機などで扇ぎ体を冷やします。
氷のうなどがあれば、首の両脇、脇の下、大腿の付け根に当てて皮膚のすぐ近くにある太い血管を冷やしましょう。
2.自分で水分が取れる状態であれば、水分と電解質を速やかに補給します。
意識がはっきりしているなら、電解質を適量含んだ冷えた飲料を自分で飲ませます。
また、吐き気を訴えるたり、吐いたりという症状がある時は、口から水分を摂らせることは適切ではありません。
医療機関での点滴等の処置が必要となりるので、無理に飲ませることは避けましょう。

知っていれば、いざ熱中症になっても焦らなくて済みますよ。
大切な人の命を守るためにも覚えておきましょう。
子供が一人のときに熱中症になったら
学校の帰り道、子供が熱中症になったら大変ですよね。
特に一人の場合は助けを求めることもできません。
そんなときに便利なのが、GPSのソラノメです。
ソラノメならSOS通知機能があるので、喋れない状況でもパパやママに助けを求めることもできますよ。
ソラノメの魅力は、『GPSソラノメの口コミは?信用できる精度と能力で安心な秘密!!』で紹介しています。
子供の熱中症と風邪の見分け方は?初期症状は生あくび

子供は体調が悪くてもうまく症状を伝えることができません。
そうなると困るのが、熱中症と風邪の見分け方です。
特に寝起きに体調が悪かった場合、熱中症なのか風邪なのか大人でも見分けるのは難しいですよね。
実は、熱中症と風邪では、それぞれにない症状があります。
迷ったら見分け方の参考にしてくださいね。
- 意識の混濁
- 筋肉のけいれん
- 生あくび
- 咳
- のどの痛み
- くしゃみ
- 鼻水
特に熱中症の初期症状は、めまい、立ちくらみ、生あくび、筋肉痛などがあるので目安にしてくださいね。
危険な夜間熱中症を防ごう
夜になっても猛暑が続く近年では、寝ている最中に熱中症になり死に至るケースがあります。
睡眠中は症状を自覚できないため、睡眠中の熱中症はいっそう重症化するんです。

特に温度、湿度が高く風がない場所では熱がこもり熱中症になるリスクが高まります。

対策はないの?
夜間の熱中症を防ぐために気をつけることは2つ。
- 睡眠環境を整える
- 水分補給
熱中症を防ぐだけではなく、快適な睡眠がとれるので疲れも取れますよ。
睡眠環境を整える
睡眠環境を整えることで、眠りにつきやすくなります。
睡眠が十分に取れないと、日中の活動に大きな影響を及ぼす可能性があるんです。
しっかり睡眠をとるために気をつけたい。
睡眠環境を得るためにやってほしいことは4つ。
- 寝具はクールダウン効果が高いもの
- パジャマは吸汗性があるもの
- 寝室はエアコンをつける
- 扇風機で室内に風の対流を起こさせる
ぐっすり眠るためにも試してくださいね。
水分補給
夜間熱中症防止のためには、入浴前や睡眠前にコップ1杯(約200ml)の水を飲むことをおすすめします。
水を飲むのに抵抗を感じる方は、甘さ控えめのスポーツドリンクでもOK。
まとめ
- 熱中症対策グッズの中でもアイスリングや背あてパッド、冷感マフラーなどで体を冷やすことで下校中の不快も軽減する
- 熱中症を予防するなら、ミネラルを含んだ飲み物やビタミンB群を含んだ食べ物で栄養を補うことが大切
- 熱中症受診の目安は、38度以上の熱や汗が出ない、尿が出ないなどの熱中症症状があれば受診すること
- 熱中症の症状がでたら、応急処置として涼しい場所へ移動して体を冷やし、自分で水分がとれる状態なら水分補給をする
- 風邪と迷ったら、意識の混濁や筋肉のけいれん、生あくびなどの熱中症特有の症状があるかで判断する
- 夜間熱中症は死に至るケースもあるので、睡眠環境を整え、水で水分補給をしてから寝るようにする
大人でも熱中症になるリスクが高いので、外にいる時間の長い子供ではさらに心配ですよね。
暑い夏を乗り切るためにも熱中症対策グッズをうまく利用しましょう♪
最後まで読んでいただきありがとうございます。
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