
かわいい我が子がもし入院したら、付き添いは何をするの?
そんな疑問はありませんか?
ここでは、そんなお悩みを解説していきます。
付き添いってどんなことをするの?
食事やお風呂は?
どのように過ごせば良いの?
子供の付き添い入院4回の私が、経験を元に解説していきます。
病院によって違うかもしれませんが、知っていて損はないのでじっくり読んでくださいね!
付き添いの疑問
入院の持ち物
まず、悩むのがこれですね。
基本的に治療に必要ないものは持っていきます。
絶対に忘れちゃいけないのが、ミルクとおむつ!
病院で支給されないので必ず持っていきましょう。
持ち物を詳しく紹介した記事がありますので、気になる方はお読みください。

個室と大部屋どっちが良い?
まず、ここで悩みますよね。
病院によりますが、2つのメリット・デメリットは以下の通りです。
個室のメリット・デメリット
メリット
周りを気にしなくて済む
イヤホンなしでテレビが見れる
冷蔵庫、電子レンジが付いてるので、外に出る必要がほぼない
お風呂付きなので好きなタイミングで入れる
デメリット
周りと交流がなくて孤独
回診のタイミングがわかりにくい
大部屋のメリット・デメリット
メリット
他のママや子供たちと友達になりやすい
周りの状況から回診時間がなんとなくわかる
いろんな情報を得られやすい
デメリット
周りに気を使う
お風呂や電子レンジが共有なので、タイミングが合いにくい
付き添い拒否はできないの?
原則家族の付き添いは強制できない!
つまり、拒否することはできます。
この付き添いに関しての話は結構ありまして、下記のようなニュースが出るほど。
「ここがつらいよ!付き添い入院」イラスト付き体験談に反響。脳梗塞と診断された娘と共に2カ月間 | ハフポスト LIFE
完全看護なら付き添いは不可なのですが、看護師不足でどうしても付き添いをしてもらわなきゃいけないようです。
仕事をしていたり、他にお子さんがいたりなど付き添いが難しい人もいるので、良い解決策が早く見つかることを願います。
入院当日の流れ
入院当日はどのように動けばよいのでしょうか?
日中と夜間では対応が違うかと思いますが、私の経験だとこのような流れになっています。
入院窓口での手続き
診察で入院の指示が出たら、入院窓口へ行くように言われます。
患者(子供)の基本情報や付添は誰がするのか。など指示に従って書類に記入していきます。
離乳食などが始まっていれば、医師の指示の下、食事が出ますのでアレルギーがあればここで言っておきましょう。
病棟での手続き
入院病棟へ行きナースステーションへ行くとここでも手続きがあります。
母子手帳の予防接種欄の確認、両親の病気(はしかや水痘)の履歴をチェックなど。
病室の準備ができていたら病室で、できていなかったら食堂などで書かせられます。
病棟案内
病室に荷物を置くと事務の方から病棟の説明があります。
調乳のお湯や冷凍庫の使い方。
お風呂のルールなど、一回入院したことがある病院でもルールが変わっている場合があるので、聞いておいたほうが良いです。
※娘が入院中にお風呂のルール変更がありました。
バイタルチェック
実際は病棟案内とバイタルチェックのどっちが先かわかりませんが、子供のバイタルチェック。
身長、体重、サチュレーションによる心拍と呼吸の確認、血圧を看護師さんが測ってくれます。
そして、入院中の食事管理や排泄など記入物の説明、支援方針などの説明を受けます。
バタバタし過ぎて何も終わらない
説明や書類の記入の他に医師の回診などがあり、荷物の整理はほとんど終わらずに1日が終わりました(笑)
子供も環境の変化で不安定になって泣き出すし…
グチャグチャのベッドの上を医師に見られるし…
何度やっても初日だけは地獄です(苦笑)
付き添いの役割
付き添いって何をするのかいまいちわかりませんよね。
とりあえず、付き添い許可書の医師記入欄には「精神安定のため」にはなっていますが、実際にやることは以下の通りです。
食事・排泄・薬の管理
母乳やミルクの量や時間をメモ。
水分制限があれば、それを超えないように調整も付き添いの仕事です。
離乳食が始まっていれば、食べさせます。
排泄もチェック。
おしっこの量をはかりで測ることもあります。
お薬を飲ませるのも基本的に付き添いです。
入浴
沐浴の場合、看護師さん付き添いの下沐浴ができます。
時間は決められていますが、すぐ側でアドバイスを貰いながらできるので勉強になりますよ。
一緒にお風呂に入れるようになれば、医師がOK出せば一緒にお風呂もOKでした。
体温測定
決められた時間に体温を測るように言われます。
回診時の対応
看護師さんや医師の回診のときに子供の様子や困り事を説明したり、治療の仕方の説明を受けます。
子供のお世話
これがほぼメインです。
刺激がないので、昼夜逆転したり、夜寝なかったりします。
朝日を浴びさせたり、廊下を散歩したり、キッズルームで遊んだりして生活リズムを整えるのに必死でした。
寝た空きを狙って食料調達やお風呂
付き添いの食事が出ないので、代わりの付き添いがいない場合は、寝ている間にご飯を買いに行きます。
病院によりますが、ナースステーションに出かける旨を伝えるとその間ベッドの音を聞いていて、起きたら看護師さんが赤ちゃんを連れて行くシステムでした。
お風呂も赤ちゃんが沐浴の場合は、赤ちゃんが寝てる時間にシャワーを浴びます。
しかし、お風呂の時間は決められているのと予約制なので、その時間にお昼寝させるのは至難の業。
退院が決まったら
医師から退院の指示があったら次は帰る準備です。
入院窓口で手続き
当日に入院窓口で退院の手続きをします。
受診券や保険証、母子手帳、受給者証関係は持って行くようにしましょう。
そこで、振込用紙の説明などを受けて終了です。
荷物をまとめる
入院中に荷物が増えた。などよくある話。
大きい病院だと売店で宅配便で荷物を出せるところもあります。
あとは、病棟で仲良くなった人に配る(笑)
少しでも荷物は減らしたいですもんね。
カップ麺や未使用のBOXティッシュなどが多かったです。
入院は悪いことばかりではない
ここまで読んでみて「やっぱり付き添いは嫌だなぁ」って思いが強くなったかもしれません。
しかし、悪いことばかりではないんです!
ママ・パパとの情報共有
主に先輩ママからのアドバイスはためになります。
こちらの記事で紹介している縦揺れのやり方も入院中に教えてもらいました。
その他、受給者証や子供の病気の悩みなどいろいろ相談できちゃいます!
病気関係だと近所のママ友に相談しにくかったりしますからね。
友達ができる
病気が違ってもみなさんフレンドリーに話し掛けてくれるので、友達ができやすいです。
うちの子は稀な病気なのですが、たまたま同じ病室になったママから
「友達の子供と同じ病気じゃない?」
と声をかけられ同じ病気の子のママと知り合えました!
やっぱり、共に戦える方がいると気持ちも楽になります。
すぐに診てもらえる
一番のメリットと言える
“何かあったらすぐに診てもらえる”
です(笑)
いつもなら病院に行ったほうがいいかな?と迷うレベルでも気軽に相談できるんです。
もし治療が必要であれば、大きな病院ならすぐに専門の科に回してもらえるのが嬉しい。
治療が必要なくてもアドバイスをしてくれるので、助かりますよ!
まとめ
いかがでしたか?
少しでも流れがわかると安心できますよね。
ではここで入院の付き添いについておさらいしましょう。
✅付き添いは、意外にやることがいっぱいでハード
✅食事やお風呂は赤ちゃんが寝ているうちにする
✅不安なことをすぐに相談できる環境は、パパママ安心の要素
入院しないに越したことはないですが、こればっかしは仕方がないこと。
コロナ禍で周りの方との交流は難しいかと思いますが、仲間がいるだけでも心強いですね。
マクドナルドでは、こう言った付き添いの家族が安心して過ごせるようなマクドナルドハウスを建設しています。
詳しくは、こちらのサイトをご覧ください。
公益財団法人 ドナルド・マクドナルド・ハウス・チャリティーズ・ジャパン | Just another WordPress site
読んでいただきありがとうございます。
応援よろしくお願いします。
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