産後ママのつらい悩みの一つ。
腱鞘炎。
私も産後2ヶ月ごろになりました。
痛いけど、小さい赤ちゃんがいるとなかなか病院に行けません。
一緒に連れていけないし、代わりに面倒を見てくれる人もいない。
困る前にまずは、腱鞘炎の予防や保護のためにもサポーターを用意しておきましょう。
サポーターなんて、近くのドラッグストアに売ってるし。
と思っている方!
ドラッグストアって意外に種類は少ないし、家事や育児に合わせていないものばかりで、選択肢が少ないんです。
買うなら断然、ネットです。
ネットでなら、いろんな種類のサポーターがあるので、自分のライフスタイルに合わせたサポーターも見つかりますよ。
・腱鞘炎のしくみ
・産後になぜ腱鞘炎になるのか
・おすすめのサポーターは?
腱鞘炎とは
まず、腱鞘炎とは何かを説明していきます。
骨と筋肉を繋いでいる腱が、滑らかに動くように支えている組織を腱鞘と言います。
腱鞘炎は、この腱鞘と腱が擦れ合って炎症を起こす病気です。
腱鞘炎の種類
一言に腱鞘炎と言っても2種類あります。
「ドゲルバン病」と「ばね指」です。
ドゲルバン病
親指を伸ばしたり、広げたりする働きをする腱が、腱鞘との間に炎症を起こして発症します。
症状としては、手の甲に腫れや痛み、親指を曲げたり広げたりすると手首が痛みます。
ばね指
指の曲げ伸ばしの際にばねのような引っ掛かりが生じます。
これは、指の曲げ伸ばしをするための腱と腱の浮き上がりを押さえる靭帯性腱鞘の間で炎症を起こして発症します。
症状としては、手のひら側の親指や人差し指、中指の付け根などの痛み。
ばねのような引っ掛かりです。
腱鞘炎は、女性がなりやすい?
腱鞘炎は、指の使い過ぎで起こりますが、女性ホルモンの分泌に関係するとも言われています。
そのため、更年期の女性や妊産婦に多い病気です。
では、女性ホルモンの分泌が、なぜ腱鞘炎と関係するのでしょうか?
産後ママの腱鞘炎の原因
産後1ヶ月ごろから徐々に悩まされる腱鞘炎。
女性ホルモンの他に赤ちゃんのお世話も関連しています。
女性ホルモンと腱鞘炎
女性ホルモンの一種にエストロゲンと言うものがあります。
このエストロゲンは、炎症による腫れなどを改善する作用があり、腱鞘炎の発症も抑制していると考えられています。
そのため、女性ホルモンが減少する産後は、エストロゲンの分泌も減り、腱鞘炎を発症するリスクも高くなるのです。
育児による手の酷使
頻繁な授乳と長時間の抱っこで、ママたちは知らず知らずのうちに手を酷使しています。
首座り前の赤ちゃんの抱っこは、頭を手のひらを広げて支えるため、手首や指に強い負荷がかかります。
また、赤ちゃんの体重が増えれば、手にかかる負担も増えるため、抱っこする機会がある間は、誰でも腱鞘炎になる可能性があるのです。
腱鞘炎対策
腱鞘炎を予防・改善するには、手首や指に負荷をかけないことです。
赤ちゃんを抱っこ中であれば、授乳クッションや授乳まくらを使う方法もありますが、それだけでは生活はできません。
洗い物や日頃の生活でも使いたいのであれば、サポーターは必要です。
ママにも優しいサポーター3選
痛い手首や指を守ってくれるサポーターをご紹介します。
水仕事でも使える!中山式ゲルサポーター
フリーサイズで、左右の手どちらにも使えるサポーターです。
良いところ
- 繰り返し使えるのはもちろん、中性洗剤で洗える
- ゲルの吸着力でピタッと止まる
- つけていても目立たない
良くないところ
- 埃がつきやすい
- ビニールにくっつく
- ゴム手袋をつける時に引っかかって破ける
中山式は、快癒器、腹巻、コルセット、磁気製品など、健康製品を製造している会社です。
水仕事でも使えるサポーターは、とても少ないので、水仕事に使えるのは魅力的ですね。
サポーターをつける時にマジックテープを使わないので、赤ちゃんの肌に傷をつける心配はなさそうです。
安心な国内生産 スリーランナー親指Pitari
サイズ:M。右手用、左手用があるので、購入の際は注意してください。
良いところ
- 薄くて柔らかい素材を使用
- 独自の製法で縫い目なし
- 伸縮性があってフィットする
- 通気性抜群
良くないところ
- つけ外しが大変
- 伸びやすい
スリーランナーは、スポーツ用からヘルスケア用まで、国内生産にこだわるサポーター専門のメーカー。
薄いから、ゴム手袋の装着も楽々です。サイズや右手用、左手用があるので、注意が必要ですが、そこまで選べるから自分に合ったサポーターを選べます。
しっかりサポートしたいなら ジェクス マムリストケアバンド
ワンサイズで左右兼用。
良いところ
- アレルギーの原因であるトルエン不使用
- 手首をしっかりガードしてくれる
- 厚手タイプだから安心
良くないところ
- 毛玉ができやすい
- マジックテープが硬いので、赤ちゃんにあたると嫌がる
ジェクスは、健康生活をサポートする総合医療メーカー。
おしゃぶりや消毒ケースなど、ベビー用品も手掛けています。
水仕事には使えませんが、厚手なので、一番手首を守ってくれると思います。
いかがでしょうか?
3つとも良いところ、良くないところはあります。
しかし、赤ちゃんがいるとなかなか病院へは行きにくいので、早いうちから予防しておくといいですね。
まとめ
女性ホルモンの減少により、産後は腱鞘炎になりやすい
手首や指の負荷を減らすことが、予防と改善に繋がる
あまりにも痛みが続く。痛みが強い場合は、無理せずに病院へ行きましょう。
私は、サポーターをつけていても手首が痛い時やサポーターが邪魔な時の抱っこは、こちらのスリングを使っていました。
軽いし、寝てしまったらこのまま寝かせられるので便利です。
抱っこ紐の記事でも紹介しています。

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